稲沢市議会議員のしちおうです。
毎年恒例の新年度予算を特集した活動報告チラシが刷り上がったので、森上駅から配布を始めました。最近たった中では一番たくさんの人にチラシを受け取ってもらえました。新年度が始まって、通学・通勤の方が多かったからだと思いますが、嬉しかったです。みなさんの新生活を心から応援しています。

さて、活動中に気になるお話を聞きました。それは認知症カフェの開催場所の確保に困っているというものでした。具体的には、これまで誰でも使える企業の施設を無料で貸してもらっていましたが、参加者の増加に伴い「騒がしい」と他の利用者からの苦情が入ったり、貸し出し主の企業が難色を示すようになってきたりしたそう。
認知症の人やその家族、地域住民、医療や介護の専門職などが気軽に交流できる場所のこと。認知症に関する情報を得たり、悩みを相談したりすることができます。主に参加者間や当事者、家族、専門職との交流、情報交換、相談、レクリエーションなどが行われていることが多いです。
簡単に言うと、参加者の方々の話し声を騒音と捉えられてしまったと。
ちょうど先週、たまたま入った喫茶店にたくさんの高齢者の方がお見えになりました。「なにかな?」と思っているとレクリエーションが始まって、私たちの会話が聞き取れないくらい盛り上がっていました。
お店を出る時に、お聞きしたところ、認知症カフェではなかったですが、心身の健康のために活動されている方々にお店のスペースを有料で貸しているようでした。私は「すてきな活動ですね」と言って、店を後にしました。
私からすると、「騒がしいくらい盛り上がっている」と捉えたのだけれど、これも人によっては「騒音だ」と捉えるのかもしれません。別に毎日のことではありませんし、事前に告知するなどして棲み分ければ済む話だと思うのですが、そうは思えない方も残念ながらお見えになるのでしょう。
世知辛い。
そもそも、高齢者の方は聴力が弱い方も多いので、会話の際は必然的に大きな声になりがちです。一つの空間にたくさんの人がいる時は、余計ですよね。こうした「何故そうなるのか」も含めて理解をしていくことこそが認知症カフェの意義だと思うのですが…。
ご相談頂いた認知症カフェには参加させて頂いたことがあって、その素晴らしい取り組みから「認知症カフェの開設・運営補助」の必要性を感じ、2023年の議会で提言。この度、新年度から稲沢市で補助金が創設されるに至りました。
実は他の団体からも開催場所に困っているという声は上がっていて、市役所はじめ公共施設のフリースペースを利用して頂く案も出しているのですが、なかなか…
補助金の創設だけでは解決できない問題が種々あると思うので、これからも当事者の方々や運営に携わって下さっている方々からお話を伺っていこうと思います。


