八潮市の事故を受けて、稲沢市独自の下水道管緊急点検が開始→異常ありませんでした

稲沢市の話

稲沢市議会議員のしちおうです。
一月末、埼玉県八潮市で道路の陥没事故が発生しました。

国は原因が老朽化した下水道管の腐食や軟弱な地盤にあるとし、全国の自治体に緊急点検を要請しました。稲沢市内には、国の定める「管径2,000mm以上、かつ日最大流量300,000㎥/日以上」の大規模な下水道管路施設はありませんが、市独自の取り組みとして、以下の点検をしました。

稲沢市独自の点検対象
  • 下水道管径が1,000mm以上の主要幹線管路
    稲沢市役所前の南大通線沿い等
  • 腐食しやすい管路
    マンホールポンプの吐出先の管路など、腐食のリスクが高いところ
点検方法
  • 主要幹線管路等
    路面を見回り、目視で地表面の異常を確認。下水道に起因し、大規模な道路陥没に直結するような異常箇所は見受けられなかったとのことです。
  • 腐食しやすい管路
    こちらも、異常箇所は見受けられませんでしたが、数か所のマンホール蓋において腐食が確認されました。ただ、緊急的に対策を必要とするものではないため、今後は定期的な点検を実施し、適正な維持管理に努めていくそうです。
八潮市の事故について

1月28日午前9時50分頃、埼玉県八潮市の交差点で道路が突然陥没し、走行中のトラックが転落。現在も運転手が行方不明です。ご本人とご家族の心中を思うと、胸が締め付けられますが…一刻も早い発見を心から願っています。

事故の原因としては、地下に埋設された下水道管の破損が指摘されています。設置後、40年以上が経過しており、老朽化が進行しているであろうということ。加えて、元々が軟弱な地盤上にあり、地質的な要因も陥没の一因と考えられているそうです。

昨年、稲沢市の監査委員を務めさせて頂き、下水道課の職員さんとお話する機会が多くありました。
実際に現場を見に行くこともあって、インフラ工事の重要性と維持管理の難しさを痛感しています。
具体的に書くと、維持管理のためには多額のお金がかかり、現状の下水道使用料では賄いきれないということです。


しかし、今回の件で改めて、明確に、分かったことは、下水道管含むインフラ整備は市民の生活の根幹を成すものであるということ。点検を目視でなく、衛星通信やAIを用いて省力化している自治体もあります。さまざまな手法を用いながら、時に市民の方に値上げなどの痛みを伴うお願いをしなければならない時に丁寧に説明すること含め、適切な維持管理を維持できるように、今回のような事故が稲沢市で起きないように、議員としてこれからも働きかけていきます。