稲沢市にも全天候型の子どもの遊び場を〜藤枝市の公共施設「れんげじスマイルホール」〜

しちおうの政策

稲沢市議会議員のしちおうです。
先進地視察の二日目は、静岡県藤枝市です。

子どもの全天候型 遊び場「れんげじスマイルホール」

藤枝市の公共施設「れんげじスマイルホール(愛称:キッズパーク)」は、2016年に旧藤枝西高等学校の体育館を改修して開設された全天候型の子どもの遊び場です。既存の公共施設を再利用していることにより、一般的な屋内遊技場と比べて安価で整備できています。

総事業費:1億4,606万円(工事費1億2,230万円、遊具購入費1,430万円、安全対策費502万円、音響設備110万円、事務・庁用用品費334万円)1/2を国の補助金で賄った。
→ 2019年に二階建ての大型遊具を3,520万円で設置し、現在の形になった。

管理運営は指定管理者制度でフィットネスクラブの運営をしている株式会社ティップネスが受託。開場時は9名の人員配置で、内2名以上は保育士の有資格者。委託料は5,272万円であり、ランニングコストがこの費用となる。

施設の内容

施設内には、子どもたちが多様な遊具で自由に無料で遊べる「プレイゾーン」と、子どもや親子が様々なプログラムに有料で参加できる「スポーツゾーン」がありました。


メインとなるプレイゾーンには、藤枝市独自の木製の大型複合遊具やネットクライム、ボルダリング、滑り台などの多種多様な遊具が設置されており、遊びの中で自然に身体を使ったり、バランスを培ったりできる仕様になっていました。

小型の遊具は入れ替えをすることで子ども達が飽きないよう配慮しているとのこと。

プレイゾーン内は、0〜2歳対象の「ちびっこ広場」と、小学生までが楽しめる「わんぱく広場」にエリア分けされており、小さな子どもの安全に配慮しつつ、発達段階に応じた身体能力を楽しく遊びながら伸ばす工夫が凝らされていました。

ちなみに、わんぱく広場は、未就学児と小学生が混在するため、小学生が力一杯遊べるように利用者が少ない曜日に合わせて小学生が主体となる日も用意するなど、みんなが安全に、気持ち良く使えるように工夫がなされていました。


スポーツゾーンでは、親子の運動教室や大人向けのヨガ教室等が行われていました。また、一部曜日や時間には体育館として貸し出す事業も行っているそうです。

所感

これまでもさまざまな屋内の子どもの遊び場を視察してきましたが、どこも規模と費用が大きく、稲沢市で実現することが難しいものが多かったです。一方で、藤枝市の施設は既存の公共施設を上手に転用しており、稲沢市に最も適した規模の遊び場であると感じました。

滑り台など、実際に各種遊具を体験してみましたが(笑)、これだけの遊具があれば数時間〜一日満足でき、体育館の半面ほどの床面積があれば充分実現できると感じました。

特に稲沢市は公共施設が多く、統廃合の問題もある中で、既存の施設を全天候型の子どもの遊び場に変えることは意義があることだと感じます。

これまでは、国府宮駅東にあった総合文化センター跡地に建設予定の公共施設内くらいしか候補地が見当たりませんでしたが、廃校となった稲沢東高校の体育館や今後の学校統廃合で廃校となった学校の体育館、あるいは充分な面積があり冷暖房完備の祖父江町体育館2階の研修室を改修するなどで今すぐ1〜2億円の支出で実現できのではないかと考えました。

昨今の夏の暑さによる影響で全天候型の子どもの遊び場は設置のニーズが高いです。また、れんげじスマイルホールの利用者の多さと評判の良さを見るに、子ども施設の存在は目にみえる子育て支援であると感じました。稲沢市でも導入の可能性を探っていきたいです。

以上で視察の報告を終えます。最後まで読んで下さって、ありがとうございました!