稲沢市議会議員のしちおうです。
まずは告知から。
議会ランチ
1月28日(水)10時から11時30分まで、議会ランチを開催します。
これまで行ってきた議会カフェとして12月議会の内容を報告したあとに、希望者のみお昼ご飯を一緒にする初めての試みです。
できるかぎり簡単に、わかりやすく議会のことをお伝えして、みなさんの率直な意見や疑問を聞かせてもらえると嬉しいです。みなさんにお会いできるのを楽しみにしていますね!
・当日の流れ
10時30分:市役所3階議事堂前に集合→12月議会の報告→11時30分:希望者のみ市役所1階の食堂でランチ
※ 食費は自己負担。
日替わりランチは、650円。うどんやきしめんなどの麺類450円。カレーライス550円。
→ 資料の準備と食堂の席の確保のために、以下のフォームから事前申し込みをお願いいたします。
本日のブログは、私が所属する議会改革推進特別委員会で参加させていただいた先進地視察の報告です。

そもそもの背景は、稲沢市議会では2013年に「議会基本条例」を制定しました。
この条例には、「議会は市政に関する重要な政策または課題に対して政策討論会を開催できる」、「議会は言論の府であることを充分に認識し、議員相互間の自由討議を中心とした運営に努める」、「議会は、必要に応じてこの条例の目的が達成されているかどうかを検証するものとする」などと書かれています。
簡単にいうと、議員として大事にすること、いわば活動原則が書いてあります。
たとえば、この条例に基づいて、稲沢市議会では2016年に「稲沢市のグランドデザイン」について、2018年に「議会のICT化」について議員間で討論をしました。
が、以降は一度も開催されていません。つまり、条例が機能していない、という課題があり、現在この条例の点検作業が始まりました。この作業の一環として、愛知県内で進んでいる知立市と長久手市を視察することになったというわけです。
・知立市〜政策提言の手法について〜
【背景】
知立市では、2014年に議会内のグループ「会派」ごとで政策提言を実施していましたが、影響力を強めるため2015年からは各会派から一名ずつ代表者を選出したプロジェクトチームで協議を重ね、市長に対して政策提言書を手渡していました。
しかし、これらの取り組みでも成果が不充分だったことから、2021年から常任委員会での政策提言に移行。委員会のメンバーが決まった時に一年間の政策テーマを協議し、それに従って行政視察も含めて調査を実施し、任期末に委員会として政策提言書を取りまとめ、市長に提出しています。
【政策提言の流れ】
議案を審議する常任委員会のメンバーが入れ替わる→政策テーマを決める→調査・視察→常任委員会の一年の任期が切れる前に政策提言を行う(視察日含め、10日ほど会議の場を設けている)
【実施例】
・古紙のみでなく、古布を回収する取り組みを実現(古着、シーツ、タオル、カバン、バッグ、ハンカチ、スカーフ類を回収し、リサイクルしている)
・インクルーシブ遊具の設置を実現
【成果】
これまで知立市議会で慣例的に行われてきた会派や個人の提言と、議会の公的機関である委員会からの提言の影響力の違いが議員のみならず執行部にも認知されるようになり、現在では全常任委員会で熱心に話し合いが行われています。
また、委員会からの政策提言がなかった頃は、委員会の行政視察も視察先が漠然と選ばれがちでしたが、政策提言を目標にしてテーマを固め、その目的に適った視察先を求めるようになり、行政視察の効果が市民にも見えるようになったそうです。
【感じたこと】
稲沢市議会でも常任委員会が議案の審議のみで終わってしまうことが多く、政策提言まで及んでいないことをずっと問題視してきました。
これを改善するため、決算特別委員会で提言書の仕組みを全議員で作ってきましたが、知立市のように常任委員会にも波及できると良いと改めて感じました。
決算特別委員会の時に感じたのは、委員会で政策をまとめ上げる際に、自然と議員間で意見を交わし、討論が進むということで。これは議会の活性化につながる、とても重要な取り組みだと思います。
つづきます。


