稲沢市議会と市民との意見交換会が開催されました

しちおうの政策

稲沢市議会議員のしちおうです。
先週末に稲沢市議会と市立中学校の保護者の方等との意見交換会が開催されました。

背景としては、稲沢市議会の中に「広報広聴委員会」というものがありまして、主に、議会の広報誌「議会だより」の編集や発行を手掛けているのですが、市民の方に議会の取り組みを報告する「議会報告会」や各種団体や組織の方々の意見を聞かせて頂く「意見交換会」なども行なっているんですね。

この意見交換会は毎年実施していて、一昨年に保育園の保護者、昨年に小学校の保護者の方々の意見を聞かせて頂き、今年は中学校の保護者等(PTA役員や学校運営等に携わって下さっている方々等)にお相手をお願いすることとなりました。

テーマは、「稲沢市の子どもたちのより良い教育環境について」
大変幅広いテーマ設定でしたが、私が参加させて頂いたグループでは、

① 学校の設備、備品に予算を割いてほしい。
  例えば、特別教室にエアコンが入っていない。机が穴ぼこだらけになっている。

② トイレが暗く、狭い。
  トイレの個室が心を落ち着ける場にもなっている。校内に静かに落ち着ける場がほしい。

③ 最近の若い子は、電話に出られないなど、ライフスキルが低く感じる。
  幸せに生きるためにも生きていくための技術の取得も図れると良い。

④ 水泳の授業時間数は少ない。水泳の授業自体必要なのだろうか。

⑤ 部活動の地域移行が心配。


など、さまざまな意見を頂きました。
まず、①については、稲沢市は、普通教室のエアコン設置、音楽室等一部特別教室へのエアコン設置、中学校体育館のエアコン設置まで進みましたが、すべての部屋に付いているわけではありません。エアコン無しには授業を受けられないくらいの酷暑の中では、現状のペースでも追い付いていない、満足を得られない水準にあることが分かりました。

一方で、現在の校舎は古いところが多く、エアコンを増設しても冷暖房の効率が悪いです。大規模修繕で施設を維持するお金と、新設するお金とでどこまでの差があるのかなどは今後精査していかなければならないと感じました。

また、今回の意見交換会の中で、PTA会費を使いながら必要な教室にエアコンを設置したという意見もありました。我々議員だけでなく、参加者の方々にとっても学校ごとに大きな違いがあることに驚きと学びがあったように思います。

③〜⑤に関しては、学校でどこまでやるか?学校にどこまで求めるか?の線引きの問題でもあると感じました。

学校は、就職に必要な技術を学ぶ場なのか、家庭でやるべき教えまで学校の教員に求められてしまっているのではないか、水泳を学校でやらなくなった場合、川や海などで溺れずに済む方法を学ぶ場はなくなってしまうのか、部活動の費用や送り迎えなど家庭ごとの差が子どもの可能性に影響を及ぼすことにならないか、など思案することがたくさんあります。

学校は教育の場だけでなく、地域の拠点でもあるとよく言われます。実際そうだと思いますが、だからと言ってすべての機能を学校の教員が担うには無理があります。学校にはどんな機能が必要で、何を残し、何を諦めるか、あるいはその上で地域にお任せするのか。地域の拠点とするためには、(広い意味での)地域で話し合い、決断する必要があるのでしょうね。

参加者のみなさん、貴重な意見をありがとうございました!

次回はもっとテーマを絞ったり、来て頂くのではなく我々議員が出向いたりするなど、より良い意見交換の形に変えていきたいです。