稲沢市の子ども発達支援「親子支援教室にこにこ」を見学しました

稲沢市議会議員のしちおうです。
今週、発達障害の子どもの支援を学ぶため、稲沢市の明治地区にある「中央子育て支援センター」に伺いました。


見学したのは、子どもの発達に不安を抱いている方を対象とした教室「親子支援教室にこにこ」です。
具体的には、「言葉が出ない」「落ち着きがない」「かんしゃくがひどい」「友達とトラブルが多い」などの不安を抱えた子と保護者が保育士ら専門職と共に遊びを通して、どのように声かけや接し方をすれば良いのかを学んでいました。

(実は「にこにこ」の見学は2回目で、長い時間、中に入って見学するのは初めてでした)


親子支援教室にこにこは、定員制で1クール全8回の実施です。
その日は、ホワイトボードに絵で示された遊びに取り組んでいて、新聞紙で遊ぶ道具を作る、サーキット(マット遊びや滑り台など、遊具を組み合わせて、コースを作って順番に取り組むこと)、自由遊び、絵本の読み聞かせなどを行なっていました。

好きな遊びをずっとしていたい子が、次を促されて癇癪を起こす。その際にどのように声かけ、あるいは環境を整備すれば崩れずにできるかを専門職の職員らが保護者に伝えていました。


私が伺った時は全8回のうち、中盤を過ぎたところだったので、職員さんら曰く「だいぶ切り替えができるようになってきた」とのこと。
毎回ではないですが、専門職の中には保健師、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士の方が入ることで専門的な助言も行えるようになっていました。

1クールの間に子どもたちの成長を実感し、きっとそれに伴って保護者も成長し、それを職員が言葉で伝えてくれる良い取り組みであると感じました。


親子支援教室にこにこは、8回で終わりであるため、その後のフォローをどうするか?という部分は、「親子交流広場なかよし」というものがあります。
「なかよし」は「にこにこ」の卒業生を中心に、就園までの間に同じような悩みを持つ保護者同士が交流を持ちながら情報交換したり、集団の経験を積んだりしていました。


一方で気にかかったのは、親子支援教室にこにこは0〜2歳の子どもしか参加できません。
発達の遅れなどについては3歳児検診で指摘されることが多いため、その時点では参加が叶わず、それ以前に気付いて申し込む必要があります。
それは、その子の置かれる環境に依存する、つまり保護者や周りの人が意識を高く持っているなどして気付かないと繋がれないため、課題だと感じました。


こうした気付き含め、やはり現場を見ることは大切ですね。
見学させて下さった子どもたち、保護者の方々、職員の方々、ありがとうございました!